第3週 材料・ツールをそろえる
案の定、飲んだくれ正月でした。
初日の出と初詣に行きました。佐野市の三毳山、三毳神社。みかもと読むんだそうで。毳の一字に惹かれます。「ミヨイクログロ、フサフサになりますように」と、よーくお願いしてきました。
御来光に「酒絶つぞ!」と誓ったその山頂で、気づいたらお屠蘇代わりのワイン3本空けてました。う〜む。なにがうーむなのかよくわかりませんけど。
材料・ツールをそろえる
■「PIC電子工作」が届く
PIC電子工作 後閑哲也著 東京電機大学出版局
本のカバー写真って著作権とかどうなってんでしょうか?
これ、あくまでも本の置いてある机の上の静物写真ですから。
んな言い訳、意味ないってば。(^^;
暮に注文しておいた「PIC電子工作」が届きました。大晦日、紅白歌合戦も見ずに(毎年見ないけど (^^) )読んだ結果、PICの常識の一端が薄ぼんやり見えてきました。
1.PIC16F84が入門チップらしい。
2.アセンブラはメーカーマイクロチップテクノロジー社でフリーソフトを提供しているらしい。
3.ライタは簡単に自作可能らしい。
4.書き込みプログラムもフリーソフトがいろいろあるらしい。
よし!これだけわかれば万全だ!おい、おい。
「PIC電子工作」にはMPLABについてインストールから起動、初期設定、使用方法まで懇切丁寧に解説してあります。もちろん日本語で。
またシンプルなライタの回路図もあり、実体配線写真まで載っています。
「PIC電子工作」には付録CDがついていて本書の内容に関する回路図やプログラムの他にフリーソフトやデータシートもあってわざわざダウンロードの労力いらずに使えます。
もぉ、親切すぎ。(^^)
付録CD内容
フリーソフト PICライタソフト 本書のライタ回路による書き込みのためのソフト PICEE,Easy-PIC MPLAB PIC用の統合開発環境。マネージャからエディタからアセンブラからシュミレータからなんでも揃ってるらしく、これがフリーソフトとは。 データシート MPLAB MPLABマニアル PIC PICデータシートの一部
■いざ買い出し作戦
とりあえずPICなければ始まらない。アセンブラなければ始まらない。ライタなければ始まらない。
買い出し作戦。選択肢は豊富。どの選択肢もあまりお財布痛めない。秋葉原で全部揃う。なんて初心者に優しいPIC。
1.チップはPIC16F84。
2.ライタは自作例もあるが面倒なので一番安い秋月電子通商の「AKI−PICプログラマーキット」にする。
3.アセンブラは付録のMPLABにする。ただしエディタは日本語ダメらしく手持ちのエディタを使う。
と、これだけ決めて、いざ、秋葉原へ!
秋月電子通商はここ LAOXの裏道を50m
秋月電子通商は電子立国日本の明日を担う少年達たちでいつも大混雑です。最近アキバに浸食してきたゲームソフト屋さんに群がってるバカガキとは顔つきが違いますね。明日の日本は安泰だ! ん?ゲームソフト買ったついでに寄ったってか。(^^;
おっさんもここへ来ると元気が出ます。(^^)
AKI−PICプログラマーキット \6,700.-ついでにいずれ実験しようかとLCD表示器(キャラクタ16×2)\900.-も買いました。
- バージョンが現在2つある。旧バージョンはソフトにDOS版バージョンが混在している。新バージョンはWindowsだけで完結できる。基板も新バージョンの方が楽に組める。と、店員のお兄さんの話。(秋月のお兄さんたちはいつもクソ忙しいのに面倒がらず親切ですね。)
- PIC16F84/PとPIC12509/Pがおまけについている。セラミック発振子(セラロック)もついている。
- ライタのソフト、独自のアセンブラなどがついている。マイクロチップテクノロジー社のCDもついている。これにデータシートもMPLABもマニアルもみーんな入ってます。
- パソコンとはRS232Cでつなぐ。
- これで7、000.−(広告価格。店買いならもっと安い。)
ついでに自分に使えるかどうかわからないまま調子に乗ってPIC用のCコンパイラ\2,000.-も買ってしまいました。
さらに調子にのって若松通商にも行って紫外線消去のPIC12C509/JW\2,100.-までも買ってしまいました。
これで最強の開発環境が揃ったぞ!っと。
本日の買い物 \11,700.- これまでの合計 \14,400.-