第26週 プリンタで印字(パラレル編)
左耳がヘンなので、毎年検査するように言われていますが、検査するたびに4000Hz帯の高音だけ1目盛づつ聞こえなくなっていきます。先生が「目盛」というのだけれど、その1目盛というのがなんの単位なのかいまいちわかりません。dBとかなんかあるだろうに、「目盛」って単位は大雑把すぎてちょっとあんまりじゃないか。(^^;
その先生、ヤバそうな顔で「もうちょっと頻繁に検査した方がいいかな、もう少し悪くなったらしっかり調べましょう」とかおっしゃるので、これは本気でちょっとヤバい。
このまま高音だけ聞こえなくなったら、回りがみんなフランク永井、有楽町で逢いましょう。古すぎ。(^^;
左耳が聞こえ難くて不便な点
◎車の助手席の人と会話が成り立たない。左ハンドルに乗ればいいけど国産大衆車しか選択の余地がない。
◎電話が右でしか取れない。左耳では音声を変えてありますのテロップの出る裏事情に詳しいヤバイ人の声みたい。
ところでなんでTVで音声変えるのにヤバイ人は低音に、その辺のおっさんは高音に変えるんでしょうか。
ヤバイ人が裏事情をキンキン声で話したら全然凄みないですけどね。まあ、そんなことはいいか。
メモしようとすると受話器を右手左手と持ち替えてタイヘン。そのうちカールコードが首に巻き付く。
◎音叉や鈴、電子音などの単純な波形の音が鳴っていると音の方向感覚が混乱する。そのうち頭も混乱する。
頭の混乱は音のせいばかりともいえない、かな?
◎左手に座った人の話が聞こえにくいけどめんどうなので適当に相槌打ってると、知らぬ間に飲み会の約束なんかしている。
(あ、これは便利な点だ。)
まあ、聴力を失った方がそれを克服して元気いっぱいやっているのに比べれば、この程度で不便なんて思ってるようじゃまだまだ甘い、か。(^^)
プリンタで印字(パラレルモードで)
前回のシリアルモードに続いて今回はパラレルモードでプリンタを使ってみます。
プリンタと言えば昔はパラレルモードと決まってましたですね。
タイミングがちょっとやっかいそうです。
プリンタの取扱説明書によればタイミングチャートは概略こんなです。
1:500ms MIN 電源投入時
2:0.5μs MIN
3:0.5μs MIN
4:0.5μs MIN
5:270ns MAX
6:2.3μs
■タイミング
1.電源投入後、STBピンON、0.5sec待ち
2.Data出力
3.0.5μs待ち
4.STBピン出力OFF
5.BUSYピン入力ON待ち
6.STBピン出力ON
7.BUSYピン入力OFF待ち
ACKチェックはめんどうなのでやらない。
以上を1文字毎にやる。忙しい。(^^;
これをサブルーチンとします。
■文字の管理
実用上多少ともお役立ちになるようなプログラムにしたいので以下のような形にします。
1.文字列をテーブル上に並べ1文字づつ順につまみ出す。
2.上記サブルーチンに渡す。
3.テーブルの最後に[CR]を置いておいてそれを送って最後とする。
と、まあ、こんなかな。
プリンタの制御コードも送ってみます。途中から漢字モードにして終わったら戻しておきます。
プリンタのディップスイッチによる設定(以下のように設定しました。)
DS1 オートカッタ なし OFF DS2 CR切り替え LF動作(印字改行) ON DS3 印字濃度 標準 ON DS4 DTR-DSR/XON-XOFF パラレルでは不要 OFF DS5 インターフェイス パラレル
OFF DS6 OFF DS7 OFF DS8 OFF
全回路図
パラレルモードのプリンタ結線
◎プリンタ結線はパラレルモードの時の図です。
前回と見たところ似てますが、結線が違うのだ!
「Yamatombo-山とんぼ」と書いてみます。
漢字モードは[FS](1CH)と '&' (26H)を続けて送るとモードが変わります。
解除は[FS](1C)Hと '.' (2EH)を続けて送ります。(ところでFSって、なんだ?)
'プログラムはこちら
OK,OK。
印字された用紙をまたスキャナで読み込みました。だからぁ、これだけ書いて何か意味あるのかってば。(^^;