朝ゆっくり出て仙台に直行、青葉城に行ってから駐車場確保して一番町(*)で食事して、あとは藤崎や三越でおみやげ買ったり買い物はスーパーや直売所しか知らない私には高くてとても買えないいろいろを眺めたりして暗くなるのを待ちました。 緯度が東だから5時で充分暗いのにもっと真っ暗になる5時半にならないと点灯しないってのが仙台のやり方だね。さっさと見てさっさと帰りたいのに。 なんでわけのわかんないことに拘るんだろ、ここの人たちは。七夕飾りは和紙じゃなくちゃ承知しないとか、初売りは今も頑固に茶箱に入れるとか。 んで、この光のページェントも多色発光のきれいなイルミネーションじゃなく白熱電球色でただ点いてるだけ。キラキラもなければピカピカもなくじっと点いてるだけ。今でこそさすがに白熱電球はやめて白熱電球色のLEDですが、日本中あちこち派手なLEDのイルミネーションが広まってもけっこういつまで白熱電球でした。 でも、この点滅もしないし白熱電球色一色だけだし、ってところがいいんだな。なんだかとってもあったかい。同行の人はじーんと来る光だと言ってました。確かにそう。 でも正確に言うとずっと点いてるだけ、ではなくて、スターライト・ウインクといって00分の正時にだけ一斉に消灯して真っ暗になってまた点灯するってのがあります。でも、それだけ?それだけ。 たったそれだけのことなんですがこれがとっても幻想的なんだな。 各地のきれいなばかりのキラキライルミネーションがダサく見えるね。わぁ、きれい、はそれだけでおしまいになっちゃうからあの手この手を繰り出さなくちゃならないけれど、仙台光のページェントの光はずっと見てても感動が薄れないからただ光ってるだけでいいんだね。 (*)私にはやっぱり東一番丁がしっくりします。なんでも今は町名は一番町で、通りの名で東一番丁通りとして残っているんだそうです。 そういえば、残念ながら高田渡が、東一番丁ブラザー軒、って歌ってたブラザー軒が営業をほぼやめたそうです。行ってみたら閉まってました。仙台といえどチェーン店などが徐々に侵食してて、寂しいね。
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