文殊様を拝んでくれば少しは知恵が付いてバカも治るかなと思って奈良・桜井の安倍文殊院に行ってきました。安倍仲麻呂や安倍晴明ゆかりの寺院で騎獅文殊菩薩で知られています。 大阪上本町から近鉄で1時間弱ほどで桜井です。室生寺も長谷寺もここを通っていきますのでもう馴染みの路線です。 駅から20分ほど歩けば行けるそうですがもう奈良はすでに梅雨明けで途中で暑さに耐えきれずに倒れて干物にはなりたくないのでタクシーに飛び乗りました。 駐車場が山門の反対側にあっていきなり境内の中心に着いてしまいます。これでは安直すぎると思い、とにかく山門から入ろうと逆に歩いて山門から出直し。こちらから入る参拝者はあまりいないようで石畳も苔むしていました。 本堂脇の部屋に入るとまずはお抹茶がふるまわれます。正座が苦手なのでちょっと苦痛。(^_^; そして本堂に足を踏み入れると、どーんと本尊騎獅文殊菩薩像がおわします。 http://www.abemonjuin.or.jp/treasure.html うゎ、でけぇ。私的には文殊菩薩様を乗せている獅子に注目です。ガイドブックなど見るとひょうきんな目のゆる顔で一度は挨拶したい獅子です。ところが実際はガイドブックの写真そのままなのに迫力あってひょうきん顔には見えません。でかさゆえか文殊様の威光のせいか、あの顔なのに違和感ありませんでした。 ガイドブックなどでは重文としてありますが最近全ての脇侍ともども国宝に指定されたようです。目の前に国宝5体が居並ぶ様は圧巻です。 本堂を出て少し戻ると池に金閣浮御堂が建っていて霊宝館になっています。1回り毎にお札をあげながらお詣りして7回りすると御利益があるらしいのですが暑いし面倒だし一回回っただけでお札を7枚まとめてあげてきました。たぶん御利益なしだね。 暑いけれど、次にここから聖林寺へ。 ところで「三人寄れば文殊の知恵」とか言うけれど、バカが三人寄ったら三倍バカになるんじゃないか。 |