東北道栃木ICの手前あたりを走ると前方に異様な高みがありそのてっぺんに見張り台のような建造物が見えます。どうにも気になって仕方がない。行きましたよ、当然。
あのあたりは皆川城内という地名が示すとおり皆川城という城があったと聞いています。きっとそれに違いない。 とにかく栃木ICで出さえすればどこからでも見上げれば見えるってほどの高さですから近くまでは間違いなく行けそうです。 ひょっとして車でてっぺんまで行けちゃうかと思っていたのですが麓の公民館に駐車場があってあとは標高差80mを自分の足で登らなくちゃいけないんだと。山の帰りだったのでもう気合いを使い果たしててけっこうきつい。 皆川城址。 やっぱり城跡でした。土塁だけで建造物は全くないのですが何段にも曲輪が重なってそれは壮大です。急峻で曲輪が何段にも重なっているので法螺貝城とも呼ばれるんだって。似てなくもないかな。 山の地形を利用したと言うのですが平地にいきなりこんな都合のいい山があったんだね。 竪堀(たてぼり)という空堀を初めて見ました。敵の横方向の連絡を絶つためだと言うのですがもうその時点で城の中腹まで攻め込まれてるんだもの敵の互いの連絡を絶つもくそもないと思うぞ。あきらめてさっさと降伏しちゃいなさいよ。
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