【メモ】 |
山中湖から見上げる富士山:
かろうじて滑り台が
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東北道を走っているうちから真っ白な富士山が手招きしています。これは期待できるぜ。
山中湖を東側に回り込んでなんだか地理もわからないまま見晴らしの良さそうな「山中湖交流プラザ」という公共施設らしいところに行ってみました。
湖岸に遊歩道やらテニスコートやら原っぱやら野外ステージやら至れり尽くせりの施設のようです。折りしも「山中湖富士山雪祭り」が開催されていました。人も少なく閑散としていましたが、それも致し方ありません。雪なんかまったく見当たりません。
どこから運んできたかかろうじて雪の滑り台が作られていました。ほんの小さな滑り台で、幼児が遊ぶのがやっとという程度です。
それでも子供たちが元気に滑っていました。
感心したのはゲートをくぐると滑り台まで雪の上を歩くようになっていて、子供たちに少しでも雪祭りの雰囲気を感じてもらおうとした涙ぐましい努力のあとが垣間見えました。 |
赤石岳(左)と荒川岳(前岳、悪沢岳) |
周囲には雪はなくとも富士山は真っ白です。山中湖の向こうにどーんと聳えていました。とはいえ裾野はなんだか黒々として雪の量はそれほどでもないようです。通常はもっと白いのかな。
とりあえず写真に収めたのでよし。
他の景観に目が行かない程の圧倒的な富士山ですが、山歩きの目はその右裾の先になんと南アルプスがちょんと頭を出していることを見逃しませんとも。赤石岳と荒川岳(悪沢岳)です。こちらも真っ白です。 |
須山のススキ原:
燃えさかる演習場
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さらに近づいた場所からの景観を見てみようと山中湖から富士の南側に廻ってみました。
東富士演習場のススキ原を前景に富士山を間近に見上げるはずでしたが、なんと演習場一帯は野焼きの最中でした。
富士山を隠す煙もさることながら足下から突然燃え上がる炎は恐怖です。車に燃え移ったらどうしようと本気で思った程です。
演習場全体で同時に煙が上がって富士山を隠していますので残念ながらこちらからの均整のとれた富士山をカメラに収めることはできませんでした。
そうこうしているうちに午後になって雲がわいてきて富士山の頂上が隠れてしまいました。富士山の写真が目的なので富士山が見えなければ帰るしかありません。しかたなし十里木の峠を越えて富士市側に下りました。ほぼ富士山半周。
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