【メモ】 |
登山口:
入山点の鳥居
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鎌倉山からの帰路、途中の芳賀富士に寄ってみました。近くに高い山もない丘陵地帯ですからすぐにそれとわかります。わずか標高272mながら円錐形の姿はまさしく芳賀の富士です。
芳賀郡を貫いて走る芳賀広域農道が益子と茂木の町界付近でのどかな丘陵地となると嫌でも目に入るこの一帯の主峰です。
道路沿いの標識に従って走ると鳥居の前で車道が終わりそのまま階段の参道となります。
その先に熊野神社があり周囲は神域の名残か大きなシラカシの林となっています。神社右手に回り込むと山頂へ続く登山道で、山の姿そのままの急登となります。
展望は限られますが富士山まで届く遠望:
汗をかく間もなく頂上に飛び出します。
頂上は小広い芝生で山名標、三角点、ベンチなどがあり公園の雰囲気です。
あいにく北の方面は檜の植林地で、期待していた那須や高原山、あるいは鎌倉山方面の展望は得られません。
南西方向も立木が邪魔して隠されていますが、足尾方向が開けていて皇海山が真正面にすっくと立ち上がっています。私の住むあたりから見る(南から北を見る)のとはだいぶ姿が異なりここからは尖った鋭鋒に見えます。
皇海山
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雨巻山 右に筑波山
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南は雨巻山、高舘山などが横たわって、さらにその先には筑波の頭も覗いています。
小さな手製の案内板には富士山の方向を矢印で示してありました。この日は靄がかかって遠望はききませんでしたが空気の澄んだ日は富士山も見えるようです。
下山はあっという間:
そのまま頂上を通過して反対側に降りることもできるようですが特に何があるというわけでもなさそうなので往路を戻りました。
わざわざ登りに行くほどの山ではないかも知れませんが、30分ほどで往復できますからたとえばもてぎツインリンクスの帰りなどに寄り道するのも良いかも知れません。
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