【メモ】 |
遅咲きリンドウ
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色づくモミジ:
駐車地はゲート前に3、4台分。脇に遠入川が流れ、山際には小さな双体道祖神があります。
舗装された林道が分かれて登っていますが鍵はかかっていないもののゲートがあって一応通行止めとなっています。
登山口までは歩いてもわずかですし、登山口には駐車地もありませんからこの駐車地に停めるのがよいようです。
林道を数分歩いてから左に登る山道に入ると最初はヒノキ植林地を歩きますが程なく気分のよい落葉樹林になります。登るほどに木々の葉が色づいて林を明るくしています。とりわけモミジは色づきの盛りで、ちょうどよい時期に来られて幸運でした。
尾根に達するとそこは八風平分岐。八風平へは踏み跡はあるもののあまり歩かれてはいない様子です。
八風平分岐で傾斜はいったん緩んだもののそこからまた急な登りが続きます。
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箱庭のような赤坂集落
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大展望の稲村山頂上:
最後の急登で頂上の一角に達します。まず左に展望棚があって、見下ろす赤坂の集落が箱庭のようです。
そこからわずかで稲村山頂上、小さな石祠があり大展望が広がっています。
まず眼に入るのは奇っ怪は妙義山。丁須岩もはっきりそれとわかります。
また上信越道の巨大なアーチ橋も特異な景観といっていいかもしれません。自然の景観とは違って建造物として違和感はあるものの迫力は満点です。
意外なのはうねうねと碓氷峠へ登って行く碓氷バイパスがこの稲村山よりさらに高くまで高度を上げていることです。碓氷峠は意外に高いことを再確認しました。
頂上から先を見ると小さな岩峰がいかにも展望の良さそうな位置に見えます。頂上から薄い踏み跡があり、どうやらその踏み跡をたどって岩峰まで行けそうです。
やや藪に突っ込む感じはありますが一気に下って鞍部から登り返すと簡単にその小ピークに達することができました。本峰とは趣の違う岩峰で爽快な展望が待っていました。なんと言っても高岩の圧倒的な姿が印象的です。稲村山本峰もなかなかりりしい姿です。 |
上信越道 |
高岩 |
下山時に日が差してモミジ輝く:
下山時、日差しに輝くモミジ
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いつまでも見飽きない展望ですが時間が中途半端なので軽くもう一山出かけようということになり下山にかかりました。
陽がいっそう明るく差してきてモミジのきれいなこと。今年の紅葉は天候のせいかもう一つ冴えませんでしたが、最後にきれいな色づきを見せてもらいました。
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展望小ピークから見る稲村山 |
山急山、五輪岩 |
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