【メモ】 |
いきなりA峰、B峰の登り
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(2006-3-12)
いきなり岩峰のお出迎え:
コースは日吉神社の階段登りからスタートします。日吉神社から狭い舗装道路をわずかに西に進むと右に山道が分岐します。山道に入りわずかでA峰、B峰、C峰の岩場に突き当たります。どれがどれやらわかりませんが、ベンチのあるのがC峰上部だそうで、それから察すると最初に見えるのがA峰のようです。さっそくA峰の岩上で展望満喫。C峰まで岩の登路が続きますが、岩にはステップが切ってあるのでさほど苦労はしません。
岩と花の尾根:
尾根筋は小さな岩場が次々現れて実に楽しいコースです。手頃な岩を見つけてはよじ登れば爽快な展望が広がります。特に岩登りというほどではありませんし、要所には鉄ばしごがありますので誰でも楽しめます。
ここの魅力は岩ばかりではありません。ミツバツツジとヤブツバキが同時に満開で、全山紫と紅に艶やかに染まっていました。
コースは順に三番岩、二番岩、一番岩と続きます。それぞれのピークの間も小さな登降を繰り返します。一番岩手前の鞍部(一のタルミ)に降りる地点が少々迷いやすいですが、尾根を忠実にたどれば間違える様な場所はありません。最後にわずかの急登で最高峰一番岩に着きます。 |
展望の一番岩、猿岩は圧巻:
猿岩の鎖場
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一番岩では日光方面の大展望が待っています。眼下の深岩が箱庭のように見下ろせます。
北西に二股山、カマドクラ、川化山、羽賀場山が大きく見えます。北東には古賀志山、鞍掛山など宇都宮の山々が連なっています。ゆっくり目のスタートですと一番岩が昼食にちょうど良い時刻になるはずです。
ここから北に岩尾根をたどると猿岩の上部に出ます。北に隣接するゴルフ場がこれまた箱庭のよう。この付近にはヒカゲツツジが生育しています。開花期にまた訪れたいものです。
猿岩は一枚岩の豪快な鎖場でなかなか手強いですが、鎖がしっかりしていますので特に難しいことはありません。ただし、以前下降したときの感想では鎖が長く途中休み場も少ないので腕力のない女性にはつらいかもしれません。今回は初心者も一緒だったので猿岩の下降を嫌って、下山路を一番岩手前の鞍部(一のタルミ)から南西に下る沢筋に取りました。(一のタルミから北東にゴルフ場に向かって降りゴルフ場脇を戻るコースもあります。猿岩を降ってもこのコースをとることになります。)
一のタルミからは最初は道はありませんが沢筋をたどると道形があらわれます。あまり使われていない道で落ち葉の季節はやや道形を失うこともあるかもしれませんが、沢の右手にルートを取ればそのうちしっかりした道形を見ることが出来ます。あっという間に下りきった山裾にはカタクリもちらほら。春を満喫しながら深岩まで散歩気分でした。 |
(2016-12-18)
冬陽を浴びて:
年の瀬ですが山歩きは年末も年始もありません。(^_^;
A峰よりB峰を望む
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いつものように日吉神社から入山して三番岩、二番岩、一番岩と繋いで一番岩の頂上でのんびりしてきました。(猿岩は覗くだけ。(^_^) なんだか以前より岩がつるつるになっているような気がします。ここでのトラブルは生死に関わります。危うきに近寄らず。)
稜線からの展望はといえば日光連山が圧巻でした。北は高原山や栃木福島県境の連山、東は筑波山が望めます。
今回は一のタルミからゴルフ場脇へ降りるルートをとりました。これがとんでもない粘土質の急坂でおまけに落ち葉が積もって木の根や枝をつかんでいないとツルリンと滑って転んで大騒ぎするようなとんだ難路になっていました。むしろ猿岩よりこっちが危険なくらいです。
ゴルフ場脇に降り立ったらウエアは泥だらけ、腕には擦り傷、加えて、無駄に重い体重を支えたおかげで肩や腕に痛みが走っていました。
あとはゴルフ場脇の道を右にとってのんびり日吉神社まで戻るのみ。途中の田園風景は暖かい陽差しの中でのんびりと眠気を誘うような雰囲気です。 |
A峰によじ登る |
二番岩 |
日光方面 男体山 大真名子 小真名子 帝釈山 女峰山 左奥に日光白根山
中景左に夕日岳 地蔵岳 中景右に鶏鳴山 前景はお天気山 羽賀場山 かまど倉 |
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【便利帳】 |
トイレ:なし。新鹿沼駅などですましておくか、あるいはコンビニでお借りするしかありません。
コンビニ:日吉神社入り口から西へ約500m。 |
【収穫】(^_^; |
2006-3-12 大収穫 840g 260片
2016-12-18 160g 29片 |
【寄り道】 |
JAしもつけ生出宿里の駅直売所
国道293、都賀町大柿。八百屋を困らせる価格ですが、この辺に八百屋さん、ないからかまわんか。特産の宮ネギがオススメです。すぐ脇にカタクリ群生地があります。 |