【メモ】 |
思わぬ好天にラッキー:
トンネルを抜けても曇ったままであまり期待できそうにもない長野入りでした。でも、車を走らせて地蔵峠への道を登って行くにつれて青空が見えだし、峠に出た頃にはすっかり晴れ上がってまぶしいピーカン。
佐久小諸地方は平地を這う雲から飛び出すとこんな天気のことがよくあります。もちろんそんな時は山上からは足下に雲海が広がっているというわけです。
池ノ平駐車場は有料になっていました。ハイカーばかりでなく観光の皆さんも散策に訪れますので駐車場整備やトイレの維持、コース整備などしっかりしておかねばならないのでしょう。有料化は当然でしょうか。
東籠の登山から湯ノ丸山 烏帽子岳
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秋の花を楽しみながら明るい登路を一投足:
駐車場からしばらくはシャクナゲの目立つなだらかな尾根が続きます。
やや急な登りになると周囲の視界も開けてきて、岩の間にリンドウ、イワインチン、マツムシソウなど初秋の花がたくさん咲いていました。
やがて岩屑の折り重なった東籠の登山頂上。南の眼下に池ノ平、両隣には西に西籠の登山、東に水ノ塔山、そして西籠の登山の向こうに湯ノ丸山と烏帽子岳が横たわっています。北側には四阿山と嬬恋の広大な畑作地などが眺められます。
しかし、眺めもそこまでで雲海の先に見えるはずの北アルプスも八ヶ岳も雲がわき上がっていて待望の大展望は得られませんでした。一瞬だけ八ヶ岳方面の雲が流れて赤岳と蓼科山が顔を出したのですが結局それもまた雲に閉ざされそれっきりとなりました。
西籠の登山:
西籠の登山
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隣の西籠の登山は東籠の登山とセットになっているようで、早い皆さんはもう西籠の登山から続々戻ってきます。私たちももちろん往復しようと腰を上げました。
ほぼ樹林の道ですが途中何カ所かガレている広場もあり秋の花を楽しめます。
登り着いた頂上は大岩が折り重なっていますが、北側にはシラベの樹林がありて眺めも池ノ平方面に限られます。
東籠の登山まで戻り、そこから定峰温泉までの縦走という選択もありましたが、前に歩いたときにあまり面白みもなかったので往路を戻りました。
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