角田山 小浜コースから桜尾根周回 かくだやま こはまコース さくらおね 481.7m
カタクリ群生の尾根を登って雪割草満開の尾根を下る
このところ角田山ハイキングは毎回小浜コースばかりです。海を見下ろしながらの急登は豪快そのもの、なかなか他所では得がたい景観です。
また今年もカタクリと雪割草(ミスミソウ)の満開時期を狙って行ってきました。
登りの小浜コースはカタクリ群生地が続き、また下りの桜尾根は雪割草がちょうど満開でそれは楽しい一日となりました。遠路はるばる出かけた甲斐がありました。
関連ページ
角田山桜尾根 http://www.kimurass.co.jp/kakudasakura.htm
角田山五ヶ峠 http://www.kimurass.co.jp/kakuda.htm
角田山バリエーション http://www.kimurass.co.jp/kakudavari.htm
樋曽山 http://www.kimurass.co.jp/hisoyama2.html
樋曽山写真 http://www.kimurass.co.jp/hisoyama.htm
【日程】 2025年4月5日 【山域】 新潟 【天候】 晴れ
【アクセス】 北陸道巻潟東ICから直進すると国道460号。あくまで道なりに走り五福トンネルを抜け国道402号(越後七浦シーサイドライン)に突き当たって右折。
海岸に沿って走るとやがて断崖下の道となり2カ所目のトンネル先で右手山側に草地があり、ここが登山口です。
案内標識はありませんのでうっかり通り過ぎて角田浜まで行ってしまったら角田浜から戻りトンネルを抜けて最初の駐車可能地(山側)が登山口です。
ナビ設定情報:新潟県西蒲区角田浜(北上方向では行き過ぎになりますから到着前に駐車地を見つけます。南下方向では角田浜の到着点をやり過ごしてトンネルを抜けてからになります。)【駐車地】
入り口近くに4,5台駐車可。
さらに右手に降りていくと広い駐車地があります。【コース】
駐車地−小浜コース尾根− 灯台コース合流点
− 三望平−角田山
−桜尾根コース分岐
−桜尾根− 駐車地
実行程約4時間 一般向き
【メモ】
ほんとうに珍しい好天:
日本海 佐渡 フェリー
この季節新潟は快晴に恵まれるのは稀です。雨や曇天が多いのもさることながら黄砂が頻繁にやってきて佐渡まで見通せたのは今までで数えるほどです
しかし、今日は快晴、佐渡も日本海も気持ちよく見通せました。好天に会うことが少なければそれだけ天気に恵まれたときの感動はひとしおです。日本海にはどこに向かうのか白いフェリーがゆったり南下していきました。
あふれんばかりのカタクリ:
行けども行けどもカタクリ群落
駐車地からいきなりの急登に息も上がりますが眼下の海岸風景に歓声を上げているうちに徐々にカタクリが増えてきてそのうちに行けども行けどもカタクリという状態になりました。よくぞこれほど咲くものです。まさに花の尾根。
いつものことながら混雑の頂上:
ヘリ出動 身を乗り出す救助隊員
灯台コースに合流すると今までの道の状態が一変してグチャグチャのぬかるみになりました。靴は汚れるし滑るし油断なりません。
途中座り込んでいるグループが電話していましたが転んで歩けなくなったとのことでした。しばらくして救助隊が駆け上ってきて(彼らは山だろうがへっちゃらで走るんですね。) 、さらにはヘリコプターが出動してけが人を運んでいきました。その素早いこと。
頂上はいつもの混雑。とはいえ、私たちは出遅れ気味でしたのでもう皆さん大方は下山してしまったようで上野公園のお花見状態ということはありませんでした。
桜尾根は花、花、花:
頂上でゆっくり昼食にしてから、さて下山はどうしたものか。
登ってくる人の足下を見て汚れていない人にどのコースから来たのか聞き回った結果どうやら桜尾根か湯の腰コースあたりがぬかるみが少なそうだと判断して、さらに周回する距離も考えると桜尾根がいいということになりました。
桜尾根は以前に登っていますが公式コースではないものの雪割草の多さから人気コースになっていて非公式ルートながらけっこう混雑しているようです。
ちなみに公式コースがどういうものかというとどうやら役所の案内にあるかどうからしいです。特に非公式ルートが入山禁止ということもないようで強いて言えば公式コースは危険箇所も少なく誰でも登れるという程度の話のようです。(一部の案内板には公式ルートを歩けという表示がありました。もちろん誰も気にとめていません。(^_^; )
下山が始まってしばらくすると満開の雪割草が現れそれは徐々に増えてそのうち雪割草群生となりました。
見事な雪割草に歓声を上げながらぐんぐん高度を落としていくといきなり国道に降り立ちます。最後があっけなくて拍子抜けでした。
車の回収に小浜コース登山口まで国道を歩くことになりましたがこれが結構つらいのだ。(^_^;
角田山花図鑑(クリックで拡大)
コシノカンアオイ
キクザキイチゲ![]()
コシノコバイモ![]()
八重咲きカタクリ
雪割草 青 白
雪割草 白
雪割草 薄桃![]()
雪割草 ピンク
雪割草 ピンク
雪割草 青【便利帳】 トイレ:頂上、角田浜駐車場 【寄り道】 巻のブルボンの工場近くにお菓子のプレジール
ロールケーキの巻ルーロ、絶品です。