【メモ】 |
桜尾根の雪割草はすごいという話:
前年登ったときに桜尾根の雪割草はすごいという話を何人もの地元ハイカーに伺いました。なんとしても再訪は桜尾根と決めていましたが、いかんせんどのガイドブックにもコースの記載さえなく戸惑っていました。幸いにも今年になって雪割草のサイトを開いている雅さん(http://www30.tok2.com/home/MASATOREKKINNG/yukiwarisou.html)からコースや開花時期の情報をいただき、駐車場から周回できるうってつけのコース取りができました。
今回は仲間を誘っての大部隊です。
ちょっと荒れ気味の桜尾根:
角田浜の海水浴客用大駐車場の目の前が桜尾根です。しかし登山口の案内板も標識もありません。雪割草保護のため地元ではあまり登って欲しくないのかも知れません。でも、ぞろぞろとハイカーの列が続いていますから迷うこともありません。海岸の砂が山まで吹き上げられていて斜面は砂地、これにはビックリです。あたりはアカマツの倒木がゴロゴロしています。何年か前の台風の時にやられたという話でした。松枯れの影響もあるかも知れません。
50mも登らないうちからその倒木の脇に早くもユキワリソウが顔を見せました。続いて、あるわ、あるわ、カメラのシャッターを押し続けでなかなか歩が進みません。もっとも花の群生があると後続におかまいなく立ち止まる人がいて渋滞になってしまうので急ごうにも急げないありさまです。あまり山慣れていない人たちがたくさんやってくるので山での常識的なマナーがまったく通用しないのも仕方ありません。
ユキワリソウの他にもカタクリとキクザキイチリンソウ、それにたくさんのスミレ類が登山道にまではみ出して咲き競っています。全山花だらけ。花好きにとってこんな嬉しい山はそうそうあるものではありません。
道はわかりやすい一本道で迷う心配は全くなく、花に興奮しているうち灯台コースにひょっこり飛び出します。合流点付近はアブラチャンが花盛りでした。
2003-3-30追記
桜尾根上部、灯台コース合流直前にオウレンの群落がありました。地味な花ながら雪解け直後一番に花が咲くようです。
大にぎわいの角田山頂:
合流点からわずかで山頂の芝の広場に出ますが、相変わらずの賑わいです。まるで上野公園のお花見状態。
山頂からそのまま進んで向陽台まで下りましたが、あいにくの春霞で山岳展望は得られませんでした。
豪快な灯台コース:
とって返して下山にとった灯台コースも昨年以上の花でした。特にユキワリソウは昨年とは比べものにならないほどたくさん咲いていました。年によって当たりはずれがあるのでしょうか。
眼前に海が広がるあたりには珍しいカシワの純林があります。海の影響でしょうか、矮性のカシワが急斜面を覆って壮観です。芽吹きの頃はさぞかしきれいな緑になるのでしょう。 |
【便利帳】 |
トイレ:なし
水場:入山点、下山点のみ2003-3-30 |
【収穫】(^^; |
240g、88片 この混雑にしては少ないですね
ハイキングコースに使用済み生理ナプキン(@_@) おっとっと、掴んじゃったものは今さら仕方ないけど、なんでこんなもん拾わなきゃならん(^^; |