【メモ】 |
はっきりと道跡が:
笹藪の中に道跡が
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とりあえず入山点を探らなければなりません。唐桶山トンネルがきっかけですからトンネル脇からと言うのがお作法かと思いナビにトンネル出口付近(トンネル西側)をセットしました。
比較的すんなりと唐桶山トンネルまではたどり着けましたが、はてどこから取り付こうか。
トンネル手前から古い作業道跡が登っていますし、高速道をくぐった先からも高速道脇を側道のような具合で舗装された道が登っていきます。どうしたものか考えていたらちょうど地元の方が散策していて「唐桶山なら登ったことがある」と尾根道と駐車地を教えてくれました。
そのまま林道を直進して分岐の付近に駐車可能地があり、その先の峠から尾根伝いに登れば楽だとのことです。
言われた通りに峠まで登ると左に踏み跡が登っていて、笹藪ではありますが明瞭な道跡が見てとれます。
尾根はなだらかで多少藪っぽいところはあるもののヤブに難儀するようなことはありません。荒れた里山という感じです。
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ヤブの隙間から吾国山
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ヤブで展望は皆無ですがヤブの隙間から吾国山や難台山を覗くことができます。
地形図で見ると唐桶山頂上は高速道のトンネルの正真正銘真上にあって、上り線と下り線の経路のちょうど間にあたります。ですから藪の中に一人ぽつんといても高速道を走る車の音が常にトンネル出口の方から聞こえていて藪山の静けさとはおよそかけ離れた唐桶山です。(^_^;
小さなコブをひとつ越えてからやや急登で頂上です。樹木に囲まれて展望はありませんが樹間に高速道と笠間パーキングエリアが見え隠れしています。 |
ひょっこりトンネル出口脇へ
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下山でうろうろ:
下山はそのまま往路を戻りましたが、途中の平坦尾根で道を失ってしまいました。慌ててコンパスを見てみるとなんと進むべき方向とは逆方行となる向きに歩いていたようです。尾根をたどればいいと思い込んでいたらなんと尾根はくるっと方向を変えて北に向かっていました。顕著な尾根なら気づいたはずですがほぼ平坦な尾根でしたのでうっかりしてしまいました。ただその尾根にもかすかな踏み跡はあるので戻るのも癪だと思ってそのまま下山したら堰堤に出ました。そのまま下るとその先でひょっこりトンネル出口の脇に飛び出しました。
駐車地までは300mほど戻ることになりました。
意外に複雑な尾根で、下山時はコンパス片手に睨めっこで進むべきでした。 |
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