【メモ】 |
ちょっと遅かったかな:
色づくモミジ
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ゴンドラを下りて歩き始めると登山者はほぼ1/3と言ったところであとの皆さんはスキー場最上部で遊んだりするだけのようです。
紅葉はすでにゴンドラ中間あたりまで下りてしまってここから先はもう茶色に色褪せていました。
それでもモミジ類だけは鮮やかに色づいたままです。モミジは色鮮やかなだけでなく長期間色づいているので紅葉の主役として申し分ありません。
ゴンドラを下りたあたりでこれですからこの先紅葉を楽しむという場面はありません。
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なだらかな中ノ大倉尾根:
数少ないブナも葉を落としていました
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すぐに展望台がありその先でゴンドラ駅へ続く周回遊歩道が分かれます。いよいよ登山者のみの山道となりますが傾斜は緩いまま続きます。
表那須全体がそうですが少し標高が上がると深い森は少なく明るい開放的な印象がします。その中で珍しくブナの群生する一角がありましたがすでに裸になっていました。
中ノ大倉尾根は行けども緩斜面のままでいつになったら頂上の高みに着けるのか心配になるほどです。長大な尾根と思ってちょっと気合いを入れてスタートしたのにこの緩さはなんだか拍子抜けです。
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雄大な眺めが続く:
ブナ林をすぎると徐々に灌木帯となり展望が広がってきます。見上げる茶臼岳、朝日岳がなかなか立派です。少しだけ傾斜も急になって目指す三本槍岳方面(実際はスダレ山あたり)も高々と見上げる位置になり雄大です。振り返れば今しがた登ってきた中ノ大倉尾根が足下に続いてその先には那須野が原が広がっています。
雪がへばりついた朝日岳
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赤面山からの道を併せると急登となります。空は高く眺めは素晴らしくこのまま登って言うことなしの那須登山と思っていたのですが徐々に風が強くなって最後の急傾斜にかかったあたりから突然猛烈な風に襲われました。帽子を飛ばされるのは序の口でついには立っているのも危うくなってきました。行き交うハイカーは皆さん途中から引き返してきたと言うので、バランスを崩して大事にいたってはいけないと思いこの辺で引き返すことにしました。単独のときはすぐに弱気になるのはいつものことです。
下山時には登山道が蛇篭で整備されているので歩きにくくまた滑りやすそうで気を遣います。登山道の崩壊を防ぐ施工方法ですから致し方ありません。実際登山道が抉られたりしていないのはこの工法のおかげです。
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赤面山 |
霧氷 |
紅葉を惜しむ:
マウントジーンズの上部を周回できる遊歩道が整備されています。南西向き斜面なのでまだ紅葉が見られました。ここのモミジの多くは黄色に色づく種類のようで真っ赤にはなりませんがそれでも陽に輝いてあたりをきれいに染めていました。
遊歩道の紅葉 |
この周回遊歩道の最後のあたりにはシロヤシオが多く開花期には辺り一面純白の花で埋め尽くされることでしょう。
マウントジーンズに戻るとここにも展望台があり賑わっていました。
茶臼岳、鬼面山(マウントジーンズ上部から) |
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