【メモ】 |
かわいい双体道祖神
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いきなり雪の檜林の登り:
水戸線福原駅で仲間と合流して車で道祖神峠へ。
福原駅では笠間・吾国愛宕ハイキングマップを配布しています。便利な地図ですから福原駅から吾国山を目指す場合はもちろんのこと車でのアプローチの場合もちょっと駅に立ち寄っていただいてくることをおすすめします。
道祖神峠には大きな道祖神石塔があります。もちろん峠の名前はその道祖神が由来です。なぜか「どうろくじんとうげ」と読むそうです。普通「どうろくじん」は「道陸神」ですが、ここは道祖神と書いて「どうろくじん」です。
道祖神石塔の傍らには小さな双体道祖神もあります。素朴でほほえましい道祖神様です。
車止めを越えてすぐに右に分岐した林道を見送りさらに登ると林道は左斜面に分かれますのでその地点からいよいよ山道です。
階段状に整備されていますが、先日の雪が残って滑りやすく気を抜けません。
人工林の中の急登をしばらくの我慢です。 |
日溜まりの平坦尾根
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きれいな雑木林:
尾根に登り着くとここからは雑木林となります。尾根で左に向きを変えるといったん傾斜は緩くなり淡雪を踏んで日溜まりを歩く気分の良い道になります。さらに右に向きを変えて一登りでスズラン群生地分岐です。開花時期なら行ってみるところですが雪の下でしょうからそのまま先へ進みます。平坦尾根から大下りしていよいよ難台山の登りです。雪も多く傾斜も急なので少し難儀しますが、周囲の落葉樹がきれいなのでそれほど苦にはなりません。このあたりはアカシデ、クマシデなどのシデ類が多くきれいな樹皮の縞模様が目立ちます。
シデの目立つ広葉樹林 |
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小広い草地の難台山頂上:
登り着いた頂上は小広い草地です。山名板や石祠、方位盤などがあります。
方位盤はステンレス製の立派なものですが残念ながら頂上は樹林が囲んでいるため360°の眺めは得られません。
頂上方位盤
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しかし、所々樹林の切れ目はあるので加波山方面、筑波山方面など見通すことはできます。
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屏風岩
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屏風岩:
反対方向の団子石峠方面からも次々とハイカーが登って来ますのでそちらの様子を聞いたところ少し下ると屏風岩があるとのことで、もちろん足を延ばしてみました。
頂上から下り道となりますが、こちらの林相は私たちの登って来た斜面とは若干様子が異なり常緑樹が多いようです。
10分ほど下ると大きな案内板が屏風岩を示しています。尾根道から10mほど脇に大きな一枚岩がどんと聳えています。大きさが比較できるように前に立ってみました。
この先にも獅子ヶ鼻とか団子石などあるらしいですが私たちはここまでとしてまた頂上へ戻りそのまま道祖神峠まで往路を引き返しました。
下りでは雪道が滑って少し難儀しました。 |
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