| 【メモ】 |
牧場の牧柵に沿って登る:
菅平牧場
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登山道は菅平牧場の中を一直線に登ります。駐車場までの車道も定規で引いたような直線でしたがそのまま登山道を延ばしたような具合です。
牧場ですからなだらかな傾斜が続きます。牛がのんきそうに草を食んでいますがこの涼しさならよく育つこと間違いなしです。
登山道の両側には晩夏から初秋に花期を迎える花が咲き乱れて一足早く秋の気配の訪れです。アキノキリンソウ、マルバダケブキ、カワラナデシコ、ツリガネニンジン、ハクサンフウロ、マツムシソウなどが目立ちます。ススキも気の早いのはすでに穂を出しています。 |
ダケカンバ帯を経て広大な笹原へ:
ダケカンバ帯から灌木帯へ
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牧場を抜けると樹林に入りしばらくは木々に遮られて展望もなくなります。
しばしの我慢でやがて樹林も切れて灌木帯へ、さらには広大な笹原を登ることになります。相変わらず道は一直線です。
やや乾燥気味を好みそうなイブキジャコウソウ、オヤマボクチ、ヤマハハコなどがたくさん顔を見せています。
見上げると笹原が頂上まで続いています。もうすぐそこです。 |

頂上付近から菅平を望む |
頂上からの展望は雲の隙間から:
待望の頂上に登りつくと最高点には根子岳神社が鎮座し、周囲は岩屑が折り重なって休憩にちょうどよい具合です。
晴天に恵まれれば広大な展望が広がっているということですがあいにく周囲の山々は雲に邪魔されて切れ切れにしか見えません。ときどき四阿山方面の雲が動きはするのですが全体が見えるほどには晴れません。北アルプス方面も雲の中です。雄大な眺めといえば眼下の菅平のみですが、こちらも時々雲に隠れたりしますのでなかなかシャッターチャンスはつかまえられません。
頂上でのお作法といえば概ねどこの山頂にも鎮座する神社に参拝してから山名板と三角点をパチリ。ところがここでは三角点が見つかりません。四阿山方向から登ってきたハイカーのお一人も三角点に興味あるらしく探していましたが、どうやら根子岳には三角点はないようだと互いに納得して、そのハイカー氏はとなりの小根子岳には三角点記号があると言いながらそちらに下っていきました。
下山は登路をそのまま戻りました。途中展望のよい東屋があってゆっくりするにはもってこいです。他の山と組み合わせずにこの根子岳だけに登るのならかなり時間に余裕があるはずですからときにはのーんびり牧場の景色を眺めて過ごすのもまたよい山歩きではあります。
根子岳花図鑑(クリックで拡大)
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| 【便利帳】 |
トイレ:登山口にきれいな水洗トイレ
コンビニ:菅平 |
| 【収穫】(^^; |
31片、200g(18-8-12)
7片 270g(18-8-25) |
| 【寄り道】 |

菅平はラグビー合宿で知られています。ラグビー練習場がたくさんあって選手たちがぶつかり合っていました。
しばらく練習を眺めてきましたが、選手たちの太腿といったら女性のウェストより太い。(^_^; |