【メモ】 |
ブルドーザ道:
とても道とは思えないブルドーザ道
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バラ沢峠からしばらく走ると右手にとても道とは思えないような乱暴なブルドーザ道が這い上がっています。ここがスタート点となります。
あまりに急斜面でほとんど崖崩れ跡かと思うほどですが両脇の法面を登るよりはまだましか。
しばらく足下に注意して登っていくと徐々に歩きやすくなって周囲のアカヤシオを見ながらの快適な作業道となりました。
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アカヤシオ |

水平道の痕跡 |
笹原上部はアカヤシオ群落
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爽快な大笹原:
やがてブルドーザ道から作業道跡になると前方に広大な笹原が現れました。作業道跡をそのままたどると笹原の右縁(登り方向を見て)を登ることになりますがそのコースは以前歩いているので今回は左縁を登ることにしました。ちょうどうまい具合に水平道が横切っていましたのでこの道を使って笹原の反対側に移りました。
この水平道は(現在確認している範囲では)バラ沢峠から始まって袈裟丸山の南面をうねうねとつないで前袈裟丸山の南東尾根まで続いている作業道跡です。全コース歩いてみたい希望を持ってはいるのですが谷を横切るところで道が崩壊しているケースが多く未だ足跡がつながらない状況です。
笹原の左縁は小尾根になっていて道形はなくとも樹林下の下草も少なく快適に歩くことができました。
やや急登となり笹原が尽きるとアカヤシオの群生する樹林となり少し右に方向を変えるとすぐに笹原右縁の道に合流しました。 |
奇岩の尾根から弓の手コース周回:
笹原が終わると程なく奇岩の折り重なる尾根に登り着きます。まさしく奇岩、不思議な自然の造形です。
まだこの奇岩帯が知られていない昔(20年ほど前)にバラ沢峠から賽の河原を目指してバラ沢峠尾根を歩いた折になにか不思議な姿の岩が遠望できました。なんだろうと思ってたどり着こうと探しましたが尾根を違えたりして何度か失敗を繰り返した後にやっと行き当たってその奇っ怪な姿に仰天したことがあります。よもやこんな秘密の場所が20年経って人気コースになるとは。
今はよくあるケース、誰もが知ってる秘密の場所(^_^; に成り果てていつ登ってもハイカーの姿に会うような状況でうれしいような悲しいような。

通称鯨岩 |
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