【メモ】 |
いきなりハプニング:
御霊櫃峠は電波塔が目印になって麓からすぐにそれと判ります。かなりの高さまでクルマで運んでもらえますのでラクチンコースです。
ところがラクチンに寄りかかったお仕置きか、途中で通行止め、土地の方に伺っても歩きではたいへんだとの話で、結局反対側の湖南から峠に回ろうということにしました。45分のロス、湖岸ドライブとなりました。
峠は風:
車を降りるなり吹き飛ばされそうな風。たしか麓はそよ風だったような。ここは阿賀野川を走り抜けた風が猪苗代湖の湖面をかすめ通って駆け上がってくる風の通り道です。あたりは矮小灌木と芝の明るい風衝帯特有の植生です。1000mとは思えない景観はこの風のせいなのでしょう。例年このころはヤマツツジの花で埋め尽くされるのですが今年は残念ながら花付きが悪くまた時期も1週間ほど早すぎたようで、花もちらほら。かわりにアズマギクがたくさん咲いていました。
展望は抜抜抜群:
峠からすでに大景観。左と右に中通りと猪苗代湖が望めます。登るほどに展望はさらにさらに広がり大将旗山頂上では磐梯山や安達太良が大きく眺められました。
さらに額取山頂では遮るものなし、遠く那須連山まで展望が広がっていました。
縦走路は風渡る花の道:
大将旗山から額取山への尾根道は明るくからっとした実に気持ちの良いパノラマコースです。笹原、草原、ときにはイヌブナの樹林帯と変化に富み、それぞれに次々と春の花が顔を見せます。道々ネマガリダケのタケノコを失敬し、お昼に茹でてマヨネーズでビールとともにいただきました。シアワセ、シアワセ。
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