【メモ】 |
らくちんケーブルカー:
筑波山神社
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駐車場から土産物店の並ぶ門前を通って筑波山神社に詣で、本殿左手に回り込むとケーブルカー宮脇駅です。駅の前から男体山頂上に向かって山道が登って行きますが索道沿いを山頂駅まで登る道なので私たちはもちろんケーブルカーの方へ。(^_^;
駅周辺や索道沿いにはフクジュソウが植栽されていてちょうど満開でした。
ケーブルカーは索道沿いの登山道を登るハイカーを横目に見ながらあっという間に筑波山頂駅へ。
駅を出ると広場になっていてこのあたりを御幸ヶ原と呼ぶようです。土産物店や食堂などが並んでいて昔ながらの観光地という感じです。
男体山:
駅から左手(西)へ約10分ほどの登りで男体山山頂です。筑波山神社本殿(筑波男大神)と測候所跡や通信施設があり展望はそれらに一部遮られています。通信施設の先まで行ってみましたがやはり樹木に遮られて展望は得られませんでした。
一旦御幸ヶ原まで戻り女体山へ。鞍部にはアンテナ施設が続き、さすがに関東平野を見おろす独立峰だと認識させられます。
また女体山の登りにかかると愛嬌のあるガマ石などもあります。
大展望、女体山:
女体山もあっという間です。山頂手前に筑波山神社本殿(筑波女大神)、山頂に百名山石標柱と一等三角点、そして最高点には大岩が折り重なっています。
岩上に立つと360°の大展望が広がっています。あいにくあまりの好天で靄がかかって遠望は得られませんでしたが、加波山など周辺の山がうねうねと続いていて、さらに眼下には霞ヶ浦を眺めることができます。
立派な一等三角点 |
女体山頂上からつつじが原 |
楽しい下山路:
大仏石
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本殿まで戻り回り込むようにして下山路に入ります。山頂から一旦急下降するとしばらく平坦尾根となります。ブナの大木が多くその枝越しに女体山を見上げながらしばらくは奇岩をつないで歩きます。まず大仏石、見ようによっては大仏に見えないこともないですがちょっと無理矢理な気も。(^_^; さらに北斗岩、裏面大黒岩、出船入船、母の胎内くぐり、さらに岩場を下って弁慶七戻りと次々奇岩が現れます。
弁慶七戻りの先が弁慶茶屋跡でここでつつじヶ丘への下山路を分け、この先は神域らしい照葉樹の森となります。
カシ(アカカシ、シラカシ)が優勢の森で低層にはアオキが繁茂しています。モミ(ツガ?)、スギの巨木も目立ちます。さらに下って標高が下がるとスダジイ、ヤブツバキが現れ、特にヤブツバキは開花期で控えめな紅い花がそこここに咲いていました。
登山道は民家の脇で舗装道に飛び出して終わります。神社まではほんのわずか、賑わう境内では観光客、参拝客がガマの油売りの口上をとりまいていました。
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