【メモ】 |
寂しい限りの白樺湖周辺:
稜線間近のスーパートレール分岐
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夏には賑わいを見せる白樺湖周辺ですが初冬ともなる週末というのに行き交う車もなく寂しい限りです。そんな時期を狙ってのんびり散策です。
登山口駐車場には10台ほどの車、長野県の立地から言って名古屋方面からやってくる人も多いらしく名古屋や豊田などのナンバーが目立ちます。
八子ヶ峰稜線には全くハイカーの姿が見られないことで後から気づいたのですがこれらの車の主は皆さん蓼科山へ登ったようです。見上げる蓼科山は降雪か霧氷か、樹林は鈍色の空の下で白く輝いています。あっちへ登ったのかぁ、すごいなぁ。
駐車場にはトイレもありますが冬期は水道は使えません。(トイレだけは使用できます。)
疲れ気味のまま出掛けてきたのでこんな標高差100mほどのファミリー向けコースでも息が上がっていきなり疲れてしまいましたが、八ヶ岳山麓スーパートレールの分岐がある稜線まで我慢すればあとはルンルンのカヤトの広大な尾根歩きです。 |
すぐさま大展望:
ヒュッテ・アルビレオ
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登り着いたところにヒュッテ・アルビレオが建っています。夏には賑わっているであろう山小屋も冬期間は閉鎖されています。
ヒュッテからは広大な茅原を望めます。振り返ればのしかかるようにそびえる蓼科山が印象的です。
風が冷たくて長居はできません。早々になだらかな尾根をたどる縦走路へ。
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なだらかな尾根:
蓼科山
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縦走路はときどき疎林の中を通ることもありますがおおむね茅原につけられた尾根道をたどるので常に広大な展望を楽しめます。
季節風による雲のために北アルプス方面は見えませんが近景の蓼科山、北横岳、縞枯山、振り返って車山、鷲ヶ峰、美ヶ原、鉢伏山などが一望です。ややどんよりした空のせいでくっきりとはせず輪郭だけにはなりますが南アルプスや中央アルプスも一応視界の中です。
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北横岳、縞枯山、茶臼岳 |
車山 |
ちょっと残念な八子ヶ峰頂上:
新雪の前衛ピーク
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ヒュッテあたりから稜線全体を見ると八子ヶ峰は遙か先に思えましたが、なだらかでさして登りもなくすたすた歩けるので意外に簡単にたどり着けます。
頂上からは広大な展望が得られますが残念なことにそこはもうスキー場の一角で足下からブルドーザ道が降って行きますしリフト降り場は尾根道脇です。わずかでも良いから尾根から外して設置してくれれば私たちも楽しいし、幾分かでも自然のままの地形が残った場所でスキーが楽しめるものをと思いますが、彼らにそんなことを願っても無理かな。
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