【メモ】 |
妙義山直登のつもりが:
妙義山から北を見下ろすと駒場から妙義山直下まで深く食い込む谷があり、どうやら耕作放棄のあとのカヤトになっているらしいと前々から気になっていました。この谷から鷹巣山へ急斜面を直登したら楽しいかと思い、藪を突いて一気に頂上まで登ろうと企てました。ところが、この谷はゴルフ場計画の餌食になったようで人家が終わったその先でフェンスに阻まれ立ち入り禁止となっていました。フェンスを越えてなんとか行けないこともなさそうでしたが、今日のところは諦めて、まだ歩いたことのない赤見コースへ転進とあいなりました。
地元の方に聞かないとわからなかった登山口:
登山口に咲くヤブツバキ
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登山口にあたる市ノ沢は道路が複雑に曲がりくねって、集落に入り込むと判りにくくなってしまいます。うろうろ探し回ったあげく、仕方なく一軒のお宅で登山口の在りかをお聞きしました。。
教わった登山口にはかぶり物とマフラーがほほえましい石仏があって、登山口の標識が倒れかかって建っていました。あたりは梅がちょうど満開で、傍らにはヤブツバキもひっそり咲いていました。
登り始めるとすぐに墓地に出て、その墓地の端から登山道が続いています。あまり歩かれていないらしく、倒木などがそのままで歩きにくいですが、道はしっかりして迷うこともありません。ただ、これといって特筆するような見所もなく尾根筋に登るためのコースという感じです。
尾根分岐手前から大小山らしく岩がちの道となります:
やがて大岩が現れますが、これは基部を右に回り込んで、程なく見覚えのある尾根道に合流します。西場富士からの縦走路です。ここに赤見方向を示す標識がありますので下山にこの道を採っても間違うことはありません。合流点の左すぐ上が230m峰です。大小山をすぐ近くに仰ぎ見ることができます。
いったん下降してあとは露岩の多い大小山東尾根を一気に登れば展望の妙義山頂上。あいにく曇り日で遠望はききませんでしたが、暖かい初春の頂上を楽しみました。
下山は車があるので往路を戻りました。
縦走路合流(分岐)点
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