【メモ】 |
[2002-2-10]
阿夫利神社からはラクチンコース:
山麓から見た大小山
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駐車場はなかなかのにぎわいでした。大宮ナンバー、千葉ナンバーなど遠来のハイカーもたくさん。
神社からは舗装された道が続き、これはやがて階段となって大小山仙間神社まで続きます。仙間神社からやっと山道らしくなって途中で分かれた女坂と一緒になり、岩を登るようになるとあっという間に見晴台に登り着きます。東屋があって見上げるとでっかく「大小」の2文字がのしかかっています。振り返れば関東平野と三毳山、大平山など安蘇最前衛の山々が見渡せ、その先には筑波山、加波山が浮かんでいました。南には秩父方面の笠山、武甲山、両神山なども折り重なって見えました。
曇りにもかかわらず大展望:
あとは越床峠までのんびり歩くだけ。
大小山ではややかすんでいた遠望も縦走路を歩く頃にはきりっと澄みわたって、遠く東京のビル群まで広がる関東の大平野の景観をわが物にできました。なんという広さでしょう。
赤城山の左端には真っ白な白砂山が、妙義の左奥には特徴ある荒船山なども見えました。残念なのは富士山と浅間山がともに雲に隠れてしまっていたことです。この時期、関東を挟み込むように輝くこの2つの山の白さは雪の少ない秩父、西上州の展望をきりっと締めるポイントなんですが。
もっともここからの展望の最大の魅力は西から北へ赤城、足尾、日光と連なる山群の雄大な広がりです。そしてその前景には安蘇の全山が手に取るようで、おそらく安蘇山塊の全貌を見られるのはほどよく距離をとっているここだけではないかと思います。
[2003-1-11,2003-1-25]
阿夫利神社から尾根に取り付くコース:
駐車場から直進せずに右に折れて尾根に取り付く道が上がっていきますが、これも楽しい道です。最初は急登で歩きにくいのですがすぐに緩い傾斜になって展望が拡がります。所々堅い岩が露出して良い休み場所になっています。やがて市界尾根に飛び出し、そのまま岩を越えたりロープをたよりに這い上がったりしながらの楽しい登路をたどると最後の急登で頂上に飛び出します。
2003-1-25はこれ以上はない快晴で関東周辺の山々はもとより遠く八ヶ岳や北アルプスまで見通せる大感激の展望を得ることができました。
帰路は天狗岩経由で男坂または女坂を下って駐車場まで30分。
[2005-2-26]
阿夫利神社から尾根に取り付くコースのサブコース:
駐車場から尾根にとりつくコースを下山すると途中の岩の展望地から右に分岐する道があり、駐車場〜大小の字(天狗岩)の途中、ちょうど階段の始まる地点に出られます。これといって特徴のある道でもありませんが、洞窟があったり、ヤマコウバシが多く生えていたりしますので、ときには気が向いたらこちらをたどるのもいいかもしれません。
[2012-12-2]
紅葉の大小山:
出遅れてしまって時間的に女坂〜妙義山〜男坂のコースがせいぜいでしたが北側斜面の紅葉を楽しめました。高い標高の山の紅葉のように鮮やかに色づくことはありませんが、渋くて里山の紅葉もなかなかいいものです。
大小山北側の紅葉
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[2014-9-21]
下山滝コース:
涼しくなるのを待ちきれず尾根コース(妙義コース)から滝コースを一巡り。
大小山(妙義山)頂上 新設山名板
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やはり9月は暑すぎます。なぜ待てない。(^_^;
頂上山名板が新しくなっていました。今度は金属製です。
滝コースの名称の由来となった石尊の滝はこの夏の豪雨のせいかあるいは古くなって危険になったために取り壊されたか、無残に小沢に打ち棄てられた状態になっていました。もともと修行のための打たせ滝で樋を設置して水を落下させていたので滝と言うには無理があった人工物ですからいつかは老朽化して壊れてしまうのは致し方ありません。
再建するならともかくこのままなら滝コースの名称はいずれ意味がわからなくなってしまうかもしれません。 |
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